まさにオタクの所業

アニメ・アニソンやAppleの製品について思ったことを正直に(適当に)書きます。

“パチンコアニメ”マクロスで感じるエクスタシー

 

 どうも、chaseraです。

 

 昨日の記事ちょっと攻めすぎたかなと若干後悔してます。本当に若干。すずめの涙くらい。なので今回は大人しくいこうと思います。

 

 というわけで、今回のテーマはエクスタシーです。

 

 

 

 

 え?いや、だからエクスタシーです。

 

 

 

 

 今ブラウザバックしようとした人は待ってください。(既にしてしまった人は戻って来てください。今、あなたの脳内に直接語りかけています。)

「なにいってんだこいつ」ってなる気持ちはとてもわかります。わかるんですけどこの後ちょっと面白くなるんでもう少し見てください。本当にちょっと。すずめの涙くらい。すずめの涙くらいの面白さとは…

 

 そもそもエクスタシーとは

エクスタシー(英: ecstasy)とは、

快感が最高潮に達して無我夢中の状態になること

Wikipediaより引用

らしいです。

 

 エクスタシーを感じる時ってどんな時ですかね。あんなことやそんなこと色々あると思いますが、実は身近にエクスタシーを味わうことができる場所がこの国にはあるんですよね。あ、風俗じゃないです。

 

 それなら!と、お気きづきの方も多いかと思いますが、そうです。パチンコ&スロット店(通称エクスタシーポイント)です。エクスタシーポイントってなんだ

 パチンコ&スロットといえば、その依存の高さから色々と問題視されることが多いですが、アニメの中にはパチンコ&スロットマネーで製作されているものも結構あったりするので、アニメとの繋がりは結構あるんですよね。

 そもそも、このハンドルを回したりボタンを押すだけのものになぜ過度な依存してしまうのか。これはパチンコやスロットの派手な演出によってドーパミンという脳内麻薬が異常なまでに出るからなんですよね。つまりエクスタシーを感じるわけですよ。

 では、その”演出"とは一体どんなものなのか。ざっくり説明すると、基本的にはキュピ-ン!みたいな音と共に、すごい光ったりとか何かが動いたりしながら映像と音楽が流れる。みたいな感じです。雑すぎますね。気になる方はYoutubeで調べてみてください。

 

  • あ、このアニメ。パチンコだ。

 また前置きが長くなってしまい申し訳ありません。あぁ…ここまでやっと来れた。いやでもね、本当にある作品を観ていた時に「あ、これパチンコだ」って思ったんですよ。そんなエクスタシーアニメはなにかと言うと…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そうなんです!!!マクロスです!!!

 

 

俺の歌を聴けぇぇぇぇぇ!!!

 

 失礼しました…熱気が出てしまいました。(バサラ的な意味で)

 

 

 なんか読者の皆さんを置き去りにしてる気がしますがこのまま最後まで行きます。

 

 マクロス、特に絵が綺麗な最近のマクロスFやΔの戦闘シーンは本当にパチンコと大して変わらないと思うんですよ。悪い意味ではなく良い意味で。

 

 超作画で描かれる主人公達のバルキリーと敵陣営との手に汗握る攻防。その中で繰り広げられる熱いセリフの応酬。さらに、その後ろでテンポよく流れ続ける優れた楽曲の数々。歌姫たちの高音が頭の中によく響く。そう、これはもうパチンコだ。(暴論)

 

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マクロスミサイル

 

 特に最新作【マクロスΔ】に関しては上の動画を見てもらえればわかりますが、戦闘シーンの作画が本当に凄いです。体がどんどん前のめりになっていくんですよ。第13話の『激情ダイビング』では本当にもう快感が最高潮の状態に達して無我夢中の状態になりました。そう、まさにEcstasy

 

 こうして筆者はマクロスという快楽の底に落ちた…いや堕ちたわけです。

 

 ただですね、私自身、マクロスシリーズは大好きで全作品視聴しているのですが、正直ストーリーが面白いと感じたことってあんまりないんですよね。

 

 「え、じゃあ前回の記事”アニメにおいて最も大事な要素ってストーリーじゃないですか? - まさにオタクの所業”(まだ読んでない方がいらっしゃいましたら是非)に書いてたことはなんなんだよ!」という方。おっしゃる通りです。

 私は前回の記事でアニメにおけるストーリーの重要性を持論に基づく偏見で書き殴りましたが、今回はこの部分に注目していただきたいです。

アニメにおいて最も大事な要素ってストーリーじゃないですか?ってことなんですよ。(中略)

ギャグアニメや日常系アニメなどのそもそもストーリーが無かったり、そこに重きを置く必要がない例外的な作品もあります。 

アニメにおいて最も大事な要素ってストーリーじゃないですか? - まさにオタクの所業より

 

 つまりマクロスシリーズは、そこに重きを置く必要がない例外的な作品だと私は考えています。「そんなのずるいだろ!」という声。あぁ…聞こえる…聞こえてくる…。

 ただ、もちろんこう考えるのには理由がありますので、それをこれからお話ししていきたいと思います。

 

 とは言ってもこれまでに沢山の方がマクロスについての考察や解説をされていて、今更私が書くことでもないので詳しい説明は省きますが、マクロスの1番の特徴はその時代の流行を取り入れているというところではないでしょうか。マクロスを観るだけで放映当時にどのようなジャンルの作品が流行していたか、どのような歌が流行していたのかが大体わかります。

 現在に至るまでのシリーズの礎を築いた【超時空要塞マクロス】が放映されたのが1982年です。80年代は、まさにアイドル全盛時代。本作の歌姫(ヒロイン)であるリン・ミンメイはまさに当時のアイドルそのまんまです。楽曲も当時の所謂アイドルソングのような雰囲気をかなり感じます。

 その他にもこの時代には、キャラクターデザインに凝った作品が増え始めていたりラブコメが流行っていたり…そういった様々な要素を半ば無理やりに全て取り入れることで当時の視聴者のニーズに合致し大ヒットアニメとなりました。

 そして、マクロスの大ヒットはこの後製作されていく作品に多大な影響を与えると共に、マクロスシリーズにおける3大要素であるメカ・歌・三角関係を確立するに至りました。

 

 その後は、シリーズ伝統の3大要素にその時代の流行(ロックバンド・実力派アーティスト・グループアイドルユニット等)を取り入れていくことで現在まで続く大人気アニメシリーズとなりました。

 

 

 

 

 いや、なったんですよ。なったんですけどね。まあ、あれだけ様々な要素を詰め込んだわけですから当然といえば当然なんですが、マクロスって設定に無理がありすぎるんですよね。あの設定で整合性の取れた完璧なストーリーを作るのはほぼ不可能に近いと思うんですよ。

 ただ、それでも初代マクロスが大ヒットアニメになったのは先に挙げたような背景があるからなんですよね。

 しかし、これを今の時代に観るとなるとどうでしょうか。確かにその時代に流行を取り入れてはいますが、それは主に歌姫や楽曲に対してであり、根の部分であるマクロスシリーズ伝統の3大要素はご丁寧に受け継いでます。なので相変わらず設定も苦しいですし、つっこみどころをあげればキリがありません。

 

 確かにもう時代にあってないのかもしれないですし、無理のある設定からストーリーに歪みが生じているのも否めません。ですが、それでいいんです。

 なぜなら、マクロスとはそういうものだからです。マクロスは後続の作品に多大な影響を与え、その影響を受けた作品の中から数多くの傑作が生まれました。そして、その系譜を今でもストレート引き継いでいるんです。現実世界でいうところの歌舞伎とかの伝統芸能みたいなもんなんですかね。

 ドラマとかを見てて「面白い」とか「つまらない」とか色々と思ったりしますが、歌舞伎を見て「面白い」だとか「つまらない」だとか思わなくないですか?自分だったら「おぉ…」とか「まぁ死ぬまでにみれてよかったわ」くらいの事しか言えないですね。

 ようするにマクロスって観れるだけで楽しいというか嬉しいんですよね。バルキリーの空戦シーンに歌が流れてればそれでいいんですよ。

 なので話が面白くないってだけで昨今のテンプレク◯アニメと一緒にしないでください。お笑いで例えるとマクロスますだおかだの岡田で、昨今のアニメはたむらけんじみたいなもんです。こっちはすべり芸として成立してるけど、お前はただすべってるだけだからな。マクロスは面白くないけど面白いんだよ。

 

  • まとめ

 実はこの記事を書き始めてから「この現象なにかに似てるな」と思いながらもそれが一体なんなのかずっおわからなかったんですけど、ここに来てわかったんでそれだけ書かせてください。

 またお笑いの話になってしまうのですが、お笑い芸人が一発ギャグをするじゃないですか。そしてそれがウケるもんだから番組に出演する度にそのギャグをやってると、いつしか笑いが拍手に変わるあの現象。あれにすごい似てるなって思いました(小並感)

 

 とりあえず今回のまとめとしては、マクロスは歌と作画が良ければそれでいいと言い切れる例外的なアニメのひとつだと個人的には思ってます。(ちなみに他にはエヴァドラゴンボールなんかがストーリーの完成度が必ずしも作品の評価に直結しない作品なのかなと思っています)

 ただ、全ての視聴者がこうは考えていないと思いますし、マクロスだからという理由でなにもかも受け入れていると作品にとってマイナスだと思うので、これからもファンとしてダメなところはダメだと発言していきたいと思います。マクロスの設定の中で作られる最高のストーリーをいつか観てみたいですね。

 

 余談になりますが、マクロスΔって13話まではつっこみどころはありつつもかなりいい作品だったと思いませんか?あの神アニメ臭ぷんぷんの1話からスタートし、筆者も毎週ワクワクしながら観てました。それだけに13話以降の失速っぷりには本当に失望しました。なぜこうなったのだろうと。

 そんな中、2月に劇場版となる【激情のワルキューレが公開されましたよね。私は疑念を抱きつつもファンとして恐る恐る映画館へ足を運びました。

 

 

 

 

 

そしたら…

 

 

 

 

 

 

そしたらね!!!

 

 

 

 

 

 これがめちゃくちゃ面白かったんですよね…4回観に行きました。やれば出来んじゃん…

 そして、この面白さをテレビアニメで失望して映画館へ行かない決めた人々に激情のレビューを届けたい!!!というのがブログを始めようと思ったきっかけのひとつでもあります。あれは本当に映画館で観れて良かったと思います。エクスタシー度が2倍、いや2乗になりました(意味不明)

 もう劇場公開からそれなりの月日が流れているので沢山の方がレビューしてると思いますが自分もいつか書きたいと思っておりますので、その際はご覧いただけますと幸いです。

 

 最後に、全国のパチンコ&スロット依存症の皆さん。どうしても打ちに行きたくなってしまった時は、マクロスを観て乗り切りましょう!!(?)

 

 

 今回も相変わらず長々とまとまりのない文章で申し訳ありません。もし、この記事が面白かったらSNS等で他のみんなと共有してくれたりするととても嬉しいです。次回以降はもっと工夫して書いていきたいと思いますので引き続きよろしくお願いします。

 

 

 ではまた。

 

 

 

 

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